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【親子英語の軌跡】 (5)お気に入りの絵本を突然暗唱しはじめた

Dinosaur Roar!

かけ流しの次は暗唱と言われますが


幼児英語の世界では、絵本の「かけ流し」が一つの定石になっている感がありますが、それに続く取り組みとして代表的なものは、「暗唱」です。絵本のかけ流し(読み聞かせ)を十分に行うと、そのうち子どもは自然にその絵本を、まるで読んでいるかのように暗唱し出す、というのです。文字を読んでいるのではなく耳で覚えたことを絵にあわせて話していることから、うそっこ読みと呼ばれることもあります。

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例えば、私のバイブル「絵本100冊暗唱メソッド」の中でも、中村先生のお嬢さんが、ある日気づいたらいつも読み聞かせていた絵本をぶつぶつと暗唱しながら読んでいた、というくだりがあります。小さな子どもは耳で聞いたままを丸暗記する能力に長けていますが、そうやって耳で聞いたことを口に出すということを繰り返すことで、話したり読んだりできるようになっていくということのようです。そのことにヒントを得て、中村先生はその後どんどんお嬢さんの暗唱を進めていくわけで、それがメソッドの名前にも反映されています。

ところで、息子は3歳くらいで、最初の100冊の絵本を聞き終えました。けれども暗唱するようなそぶりは全く見せませんでした。おうち英語の掲示板(当時はブログがまだ盛んではなかったので、英語育児先駆者のような方たちが運営しているHPや掲示板が頼りでした)でも、子どもが暗唱してくれない、的な話題や相談はあるあるの一つでした。

掲示板では、暗唱を誘う働きかけのヒント(例えば、わざと間違えて読む、とか読んでちょうだいと促すとか)も提示されていましたが、一方で暗唱しなければ英語育児が失敗ということではないし、暗唱を経ずに話したり読んだりできるようになった子どもも多いので、決して無理強いをしない方がいいという意見も多くありました。なので、私も息子には暗唱は向いていないんだなぁ、くらいに思い、あまり気にしてはいませんでした。

というのも、息子は暗唱こそしませんでしたが、楽しんで英語の絵本に触れているのは明らかでしたし、意味が分かっている様子は見えていたからです。なのでアウトプットのないことは気にせず新しいかけ流し素材を使ってインプットを続けておりました。また、暗唱をしない子の場合の読みへの導き方として、フォニックス(アルファベット文字と音との関係を教える)学習から入る方法などについて調べてみたりしていました。

Dinasaur Roar!をいきなり暗唱


さらにかけ流しと読み聞かせを続けること半年強、息子が3歳半を過ぎた頃のことです。息子がお気に入りの本Dinosaur Roar!を突然暗唱しだしたのです。ちょうど、この頃、息子には恐竜の大ブームが来ていました。私も、親子英語に取り組んで2年以上たち慣れてきたので、いわゆる普通の英語絵本もちょこちょこ買うようになっていたのです。息子の興味にあわせて、Amazonで恐竜の絵本を探して見つけたのがこの本でした。

Dinosaur Roar!: Single Sound Board Book

恐竜がガオー 恐竜がムシャムシャ・・・
みたいな感じの文章にもなっていないような本でしたが、息子はホントに大好きでしたので、毎日読み聞かせておりました。それ以上の働きかけは何もしていなかったのですが、あるとき急に、Dinosaur Roar!・・・と話し出したのです。少なからず驚きましたが、これが噂の暗唱かぁと感慨深いものがありました。

それからは、すごいすごいと褒めて、これまでかけ流しで使ってきた絵本をどんどん暗唱させました。一度聞き終えた絵本を、まだ本当に字が読めるわけではないので、もう一度ちょっとだけかけ流し、その後暗唱という流れです。並行して、新しい絵本のかけ流しも続けました。

また、動機づけとして読める(=暗唱できる)ようになったら、動画を撮影してパパに見せる、ということにしました。まだ字は読んでいなかったのに、まるで保育園の先生がみんなに読み聞かせるように、本をもって絵をこちらに向けてお話してくれました。息子も読める自分が誇らしかったようで、楽しく進めることができました。

ところで、なぜ、この本で暗唱しだしたのかなのですが、あくまで仮説ですけれども、大きく二つの理由があるかと思っています。一つには大好きな本だったこと。これはいわずもがなですね。そしてもう一つには、ふだんはかけ流しという疑似読み聞かせに頼っているわけですが、この本は音声がなかったので私が読んであげていたこと。音を入力するという意味ではかけ流しは有効で欠かせない取り組みだと思いますが、やはり言語習得の観点では、肉声とか人との直接的なかかわりというのは意味のあることなのだと感じずにはいられません。

暗唱とはなんだったのだろう?


当時は実際に取り組みながらだったので、思いがけず教科書どおりにことが運んだのをこれ幸いに、暗唱ありへと軌道修正して進めたわけですが、そもそもこの時期の暗唱ってどのような効用があったのでしょうか。

まずは、かけ流し・読み聞かせによる絵と音との結びつきのインプットを、うそっこ読みでアウトプットすることで定着させるというのが一番大きいのではないかと思います。それから、息子は英語を言葉として話すのはサタデー幼稚園の場だけなので、発音練習的な意味合いもあったと思います。一方、暗唱が直接的にスピーキングにつながった感じはあまりしませんでした。現に、暗唱した内容は、しばらくするとすっかり忘れていたからです。後で読めるようになった段階で、再びその本を読みの練習に使えたくらいでした。そんなことから、この時期の暗唱は、もう少し成長してからの暗唱(=構文の定着)とは性質が異なるような気がします。

それから、うそっこ読みは本当の読みにつながる、というのは定説なようです。まず絵と音が結びつき、うそっこ読みをしながら絵本を眺めているうちに、そばに書かれている文字に気が付き、今度は音と文字が結びつくのだとか。これが読みのために暗唱の勧められる理由の一つです。逆に暗唱のプロセスがなくても、音と文字の結びつきが分かればいいのだから、ほかの方法(例えばフォニックス)で取り組んでもいい、ということになるのでしょう。

ところで、うそっこ読みですが、息子は英語の本では自然発生的に行いましたが、日本語の習得時には全くしていません。私には少し年の離れた弟がおりまして、彼が幼児のときに、毎晩親に読んでもらっていた絵本(日本語)を何冊か暗唱していたのを記憶しています。親が驚いていたのも覚えているので、恐らく私はしなかったのでしょう。

英語絵本も暗唱してくれたら、なかなか会話練習などのしにくい日本の環境においてはラッキーくらいに思ってどんどん暗唱させたらいいし、そうでなくてもインプットはやめず別の方法も試す、というくらいでいいのではないでしょうか。日本語もうそっこ読みをしないで習得した子がたくさんいるのですから。

英語育児では、読めるようになるというのが一つのゴールですが、そのために暗唱のほかに取り組んだことについて、引き続きまとめます。


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[ 2017/04/10 18:00 ] 英語の学習 | TB(-) | CM(0)
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