2020中学受験の記録<首都圏男子>

低学年は家庭学習、五年生から通塾して、2020年には御三家中学を受験?!
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2017四谷大塚中学入試報告会

入試報告会入試分析会

四谷大塚の入試報告会


2016年中学入試報告会に引き続き、2017年の四谷大塚入試報告会に参加してきました。入試問題の詳細な分析や、来年の出題傾向への予想については、正直、まだあまり興味がないので、日々の学習への取り組みのヒントとなりそうなポイントにフォーカスして気づいたことをまとめておきます。



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算数


算数の応用問題というのは、基本的にはいわゆる典型題をひねったり組み合わせたりしたものが多い。したがって、典型題そのものの出題は特に難関校ではほとんどないとはいえ、典型題の習熟なくして解くことはできない。御三家レベルでいえば、予習シリーズの例題レベルが出発点となり、その徹底的な反復学習が大切となる。

一方で、初見の問題への対応力というのもまた大事であり、そのためには問題を解けたで終わらせず、いろいろな解き方を探してみたり試してみたりすることが大事である。演習量のアップは、6年生の夏以降に考えるべきであり、それまでは時間をかけて問題をいろいろな角度から眺めてみることに時間を使ってほしい。

このあたり、どこの塾でも言っていることは同じですね。(中学受験の)算数は暗記科目だとしばしば語られることに対して、強烈な抵抗感を感じながらも、想像を超えた演習量の多さに、そういった処理能力的なものを鍛えなければ同じ土俵に立てないという現実にあきらめのようなものを感じていましたが、こうした質と量の取り組みは、難関校をめざすのであれば両立させていかなければならない、ということなのだと思います。

国語


出題されている文章についていえば、大人の語彙で語られた未知の世界を理解することが求められている。設問としては、特に男子中堅校について記述問題が増えてきた。それも抜き出しではないにしても基本的には書かれていることをつなげたり圧縮したりすればいいレベルから、自分の言葉でまとめる必要があるレベルへと難化してきている。

このように理解するにしても表現するにしても、語彙力が勝負になってくるであろう。

まあ、一言でいえば中学受験の国語って難しいですよね。大学入試のセンター試験並みだとか、あるいは中学受験で出題された同じ文章(と同じような設問)が、とある大学の2次試験に出題されたとかいうのもしばしば聞きます。このあたりは、やはり精神的な早熟性が求められるのだと思いますが、そこはなんとも対策の難しいところです。

ところで、進学くらぶのメニューの中で必須の「高速基礎マスター」というオンラインのアプリケーションがあります。その中に、語彙力を高める「国語力5000」などといったプログラムがあるのですが、聞くところによると、直営校ではこのアプリに授業時間を延長してまで取り組ませているらしいのです。我が家は通信ですので、当然、誰も強制してくれるわけではないのですが、この間、やっと初めて息子にやらせてみたところ、クイズ形式なので楽しんで取り組んでいました。

母の私は、基本的にオンライン学習的なものには懐疑的なクチなのですが、唯一こういう知識系のものについてはありかな、と思っています。いわゆる単語帳的に覚えるものについては、その代わりにはなるのではということです。で、その直営校での必修化についていうと、一部のきちんと家庭学習できている親御さんからは、家でもできることなのに塾での必修になることで帰りが遅くなることへの不満があるとかないとか。一方で、ここまで強制するからには、四谷大塚的に効果を確信しているのかな、という気もします。

入試報告会の国語パートでは、語彙力がキーだと再三繰り返されていたのも、そういうことなのかな、と。今のところ、国語に苦戦中なので、少しずつこのアプリに取り組む時間も取っていきたいと思いました。

理科


理科については、身のまわりのこと、そして時事問題が結構出ている。そうした問題に取り組むためには、まずは基礎知識が必要なのは言うまでもない。ただし、基礎知識を覚えるだけでは不十分であり、分析力・観察力というものを高めていかなければならない。

そのために、特に低学年の親御さんに取り組んでもらいたいのは、日常生活の中の理科的な事柄についてどんどん「問いかけ」をすること。そして、それについて「一緒に調べる」こと。これは、子ども自身がもった疑問に対する対応としても同じ。その過程を通じて、子どもの理科的な興味・関心はアップするし、また「観察力」も磨かれる。

理科については、我が家には永遠の理科好き少年(主人)がいることもあり、息子は理科が大好きになっています。先日の、組分けテストでも、まさかの理科が算数よりも偏差値では上でした。予習シリーズと演習問題集での最低限の取り組みしかしていませんが、やはり好きこそものの上手なれ、なのだと思います。

社会


社会については、全体的な傾向として、資料を分析する力や現代社会を理解する力が問われた。問題文や統計をしっかり読み取る力、そしてそれを「社会的な考え方」でもって分析して、自分の言葉で考えを述べることが求められる。

知識としては知らない事柄や現代社会の諸問題に対しても、自分がこれまでに身に着けてきた知識や考え方を用いて取り組むことによって、解答を導き出すことができる。

思い出しました。去年の入試報告会で、もっともしんどいなぁと思ったのが、この社会への取り組みでした。子どもって、大人にとっては常識でも知らないことって多いのですよね。例えば、ニュースで出てきた知らない言葉について聞かれたときにも、ただその言葉を説明するだけでは足りなくて、そもそもその周辺の社会のしくみなどから話を始めなければならなかったりします。面倒臭がっていてはいけませんね・・・自戒。

入手した資料


「中学入試レポート」には、実際の入試問題や詳しい問題の傾向分析が載っています。この記事を書きながら見直しましたが、高学年なら、まさに入試対策として有用でしょうし、低学年であっても、我が家のように日々の取り組みを考える上でのヒントが満載です。

「中学入試結果分析資料集」という冊子には、合不合判定テストの結果をもとに、難関校合格者の持ち偏差値が、最高値・最低値・ボリュームゾーン・平均値の全てが分かりやすく帯状に示されています。私は、四谷の分析資料の中では、これが一番好きですね。偏差値表などでは、つい代表値一つだけで序列化して見てしまいますが、受験者の分布を見るとある学校の偏差値って意外と広いレンジを持ったものなのだと分かります。

あとは、よく語られることですが、合格者の分布だけではなく実際に進学した人たちの持ち偏差値についての同じ情報が欲しいものです。特に複数回受験を実施している学校については、実際に進学した生徒たちのレベルが分かりづらいです。学校を序列化するのが目的なのではなくて、進学後の環境を判断する際にこの入試合格のための偏差値では見誤ることがあるのでは、という危惧からです。


 2017大手塾中学入試報告会参加メモ
   早稲田アカデミー
   日能研
   四谷大塚
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[ 2017/03/24 18:00 ] 外部テストやイベント | TB(-) | CM(2)
とても参考になります
studyjournal2020さん


四谷大塚の入試報告会、(今年は申込をするのが遅く)希望日が予約で埋まっていて参加できなかったので、とても参考になります。


>問題を解けたで終わらせず、いろいろな解き方を探してみたり試してみたりすることが大事である。演習量のアップは、6年生の夏以降に考えるべきであり、それまでは時間をかけて問題をいろいろな角度から眺めてみることに時間を使ってほしい。


これはとても大事ですね。私自身も単に演習量をこなすことには少し疑問を持っていたので納得です。


1つの問題を様々な角度を眺めたり、別の方法で解けないか考えたりすることは、とても大事だと思います。数学などもそうですが、「筋の良い解き方」に行きつくには「筋の悪い解き方」をやってみないと分からないわけで、その辺りの経験や感覚が必要になるのだろうと思いました。


某S塾の入試分析会に今年初めて行きましたが、算数では、①数の感覚を問う問題が増えている(最近は買い物に現金を使わないケースが増えているので、数の感覚を養う機会が減っている影響か)、②試行錯誤や手を動かす問題が多い(粘り強く考える子供が欲しい)といった話が印象的でした。


来年は早目に申し込みをしたいと思います。
[ 2017/03/27 23:59 ] [ 編集 ]
Re: とても参考になります
凝り性親父さん

コメントありがとうございます。

> 1つの問題を様々な角度を眺めたり、別の方法で解けないか考えたりすることは、とても大事だと思います。数学などもそうですが、「筋の良い解き方」に行きつくには「筋の悪い解き方」をやってみないと分からないわけで、その辺りの経験や感覚が必要になるのだろうと思いました。

うぉー、その通りでございます。私なぞは、つい「筋の良い解き方」を教えたくなってしまうのですが、そもそも本人が「筋の悪い解き方」を経験するプロセスなくしては成立しないのですよね。だから、まずはじっくりと本人に取り組ませるのは、ちょっと親もこらえないといけないところかと。

それともう一つ、折角、もっと良いこんなやり方が・・・と持っていこうとしても、「解けたからいいじゃん!」みたいな感じで乗ってもらえないことも多く(悲)、そのあたりも、早く解ける(=エレガントな解き方)ことへの本人の気づきがないとダメなのでしょう。そろそろ、週テストも算数は時間切れになることも出てきたので、もう少しの辛抱か。。。
[ 2017/03/28 19:20 ] [ 編集 ]
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