2020中学受験の記録<首都圏男子>

低学年は家庭学習、五年生から通塾して、2020年には御三家中学を受験?!
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5年生からの塾選び 2 塾の学習システムとの相性

塾選び選択肢

やはり塾の本質的なところが大事


新5年生からの塾選びについて、①立地条件(通いやすさ) ②親のサポート(負担・力量) ③学習システム から考えようとしたのですが、我が家にとっては、いわゆる4大塾は①も②も大差なく、結局③の塾のシステムとの相性が大事ということに行きつきました。

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基本的には書類審査で最後に体験で確認?!


これは今までの習い事先を決める場合もそうだったのですが、我が家の意思決定プロセスは、まず(この塾選びでいうと①や②の)条件的なことから候補先をいくつか選びます。そして、それらの選択肢について、資料やインターネットの情報などを使って徹底的に調べ、最終候補を1つか2つに絞ります。最後に、第1候補を体験し、問題なければそこに決定というのが、これまでのパターンでした。(そもそも、条件を満たすものがそれほど多くない場合もありますが)

本当は、実際に複数体験した上で、そこから得た経験も含めて比較するのが望ましいのかもしれませんが、主人も私も、十分に検討した上での選択に問題がないことさえ確かめられたらそれでよいという考えで一致しています。面倒くさがりなのかもしれません(笑)。塾についても、基本的には同じやり方で決めるつもりです。

ということで、以下は、取り寄せた資料やインターネットにあふれている情報などから、各塾の特徴について考察したものです。いわば、書類審査。我が家にとっての好ましい点、懸念点といった観点でまとめていますが、もちろん万人に当てはまる条件ではないと思います。むしろ、プラスとマイナスを逆に感じる方もいらっしゃるでしょう。また、一応、多くの人の意見を参考にしたつもりですが、情報の取捨選択もまた主観的であるので、単なる一意見と捉えていただければ幸いです。

日能研


〇基礎を丁寧に進めるので落ちこぼれにくくモレがない
〇書かせる問題が多く、記述式に強い
X4年生、5年生がゆっくりペースなのに比較し、6年生になるとスピードアップし拘束時間が長い
Xカリキュラムの遅さや問題の難易度(あまり高くない)が難関校をめざすうえで不利

なんとなく難関校向けでないイメージのある日能研ではありますが、以前ほどではないとはいえ着実に難関校への合格実績も出しています。ただし、志望校対策については、あまり充実していないという見方もあるようです。拘束時間は長めなものの、雰囲気が学校に近いという意見もあり、子どもの立場からは、楽しい塾生活が送れるといえるのかもしれません。

サピックス


〇問題の難易度や塾生のレベルが高く難関校をめざす人に有利
〇与えられるものをこなすことで効率的に復習でき、拘束時間が短い
X復習主義の名のもと、授業の予習ができない。また教材の解説も少ない
X数値替え問題を含め、大量演習によるパターン学習

予習禁止の復習主義+大量演習、というのが大きな特徴といえます。「小学生には予習は非効率。授業で学んでとことん復習するのが良い」というのが基本ポリシーです。復習主義は日能研が唱え始めたということらしいですが、サピックスの場合には、授業で使うプリントはその日に渡されるので予習は禁止というより不可能なシステムです。

考えること、頭を使うことが勉強なのだから、そこに効率性を求めるのってどうなんだろう、資格試験でもないのに。という危惧は正直あります。ただし、授業のペースやレベルと子供の理解レベルが合致していれば、授業の中でも能動的に学べるのだというのも真実でしょう。それと、やはり難関校をめざすのなら、上位層の厚さというのは、間違いなくメリットだといえます。

早稲田アカデミー


〇体育会系でやる気を盛り上げてくれる
〇少人数制で、かつ面倒見がよい
X圧倒的に教材と宿題が多く、拘束時間も長い
X校舎や先生によるバラつきが多い

予習シリーズとWベーシックという2つの教材を使っているため、非常に宿題が多いと言われています。また、塾での拘束時間も長めだとか。宿題のために家庭学習の時間が必要なうえに塾の拘束時間も長いというのは、かなり負担感がありますね。ただし、これまで親しんできた予習シリーズを教材として使うという意味では、安心感があります。

四谷大塚


〇予習→授業→テスト→復習というプロセスが王道といえる
〇レベルにあった週テストや問題集に取り組める
X週テストに追われて学習が不十分となる可能性がある(○使い方によってはテストが良いペースメーカーともなる)
X上位生が他塾に流れているイメージがある

四谷大塚にあうかどうかは、(程度の差こそあれ)予習に馴染むかどうかと、週テストをうまく活用できるかどうかにかかっている気がします。四谷大塚への批判として、単元の内容を1週間で学び切れずに準備不足のままテストを受けることになってしまう、ということを挙げている人も多かったので、上ではXに分類していますが、うまく使えれば、学習内容の定着確認に最適なしくみにもなりえます。

結論


上記に各塾の特徴に対する我が家的な評価をまとめました。ビジネスなら評価を数値化して決定するところでしょうが(笑)、主人と私の共通の価値観として、「頑張るけど無理し過ぎない小学生らしい生活」というものがあり、そこから拘束時間の長すぎない塾がいいということになりました。そもそも、通塾を1年遅らせたのもそういう思いからでしたので。よって、日能研と早稲田アカデミーが候補から外れました。

母的には、進学くらぶで慣れ親しんだ四谷大塚の学習システムが一番しっくりときています。現在でも、教材には親が講義する形ではなく、基本的に息子が自分で取り組むことにしていますので、授業の前に予習というのもそれほど違和感はありません。もちろん、5年生になると、今はほぼ本人だけで進められている例題のところからして難しくなってくるとは思いますが、分からないところを明確にして授業に臨むということは十分可能だと思います。

一方、難関校実績の圧倒的なサピックスとは最後まで迷いました。(今でも迷いがないといえば嘘になります)そもそも塾にはクラスメイトという環境を求めにいく要素も強いわけですから難関校をめざす子どもたちに囲まれるというのは刺激になりますよね。けれども、四谷大塚の予習を含む学習システムの方が、自分で能動的に学ぶという姿勢(自学自習)につながり、中学生になって以降も財産となると信じて、我が家の第一候補は、四谷大塚直営校舎としました。

主人の意見としては、これまで進学くらぶの取り組みがうまく行っていることもあり、四谷大塚ということで賛成してくれています。なお、私がサピックスでもう一つ気になっている大量演習の件については、「中学受験においては、四谷だろうがサピだろうが、パターンを覚えこむためのある程度の演習は必要」とのことなので、ひとまず置いておくことにします。

四谷大塚は、1週間の体験ができるので、近いうちに実際に体験をしたのち、最終決定したいと思います。授業内容の見学もするつもりですので、また感想など記したいと思います。なお、第二候補のサピックスについても、入室テストを受験して立ち位置の確認をするとともに、もし四谷大塚に合わなかった場合の行先を確保しておくことにします。

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[ 2017/12/04 18:00 ] あれこれ考えたこと | TB(-) | CM(6)
とても参考になります
studyjournal2020 さん


こんにちは。
とても参考になる記事、ありがとうございます。


我家は日能研と早稲アカについて、早い段階で候補から外してしまい、模試や体験授業も受けなかったので、それぞれの塾の特徴はとても参考になりました。


サピックスは塾としては最も安定したシステムを持っているので、うまく乗れれば親としても一番安心できると感じています。ただ、うまく乗れなかった時のリスクが大きく、教材が事前に配布されないため、我家のような共働き世帯では家庭学習のフォローが行き届かない可能性があると感じました。また、模試後に何度か体験授業を受けた娘の感想も考慮して外しました。


四谷大塚はリトルオープンや全統小などを受けていることから、娘も一番馴染みがあるようです。また、システムとしては直営校への通塾だけでなく、提携塾、進学くらぶ、テストコース、自宅学習など様々なオプションがあるので、状況変化に柔軟に対応できる点も魅力です(柔軟性があるということは、その分「緩い」ということなのでしょうが・・・。)



>ビジネスなら評価を数値化して決定するところでしょうが(笑)

まさに我家でやったことです。評価項目を列挙してグルーピングして点数をつけました(笑)。
もっとも、評価項目について十分な情報がない中で(感覚に頼って)点数化したので、適切な評価ができたかどうかは非常に疑わしいですが・・・。


>「中学受験においては、四谷だろうがサピだろうが、パターンを覚えこむためのある程度の演習は必要」


正にその通りですね。パターンを覚えるほど演習量を確保しないと、短い試験時間内でアウトプットできませんから。ただ、予習シリーズと演習問題集をパラパラ見ただけで、その量に圧倒されます。

我家も小4の間は進学くらぶでほぼ固まりつつありますが、後学のため直営校の面接だけは受けておこうと考えています。
[ 2017/12/06 23:38 ] [ 編集 ]
Re: とても参考になります
凝り性親父さん

コメントありがとうございます♪

> サピックスは塾としては最も安定したシステムを持っているので、うまく乗れれば親としても一番安心できると感じています。ただ、うまく乗れなかった時のリスクが大きく、教材が事前に配布されないため、我家のような共働き世帯では家庭学習のフォローが行き届かない可能性があると感じました。また、模試後に何度か体験授業を受けた娘の感想も考慮して外しました。

これ、凄く分かります。授業のレベルと理解のレベルをうまく合わせる方法の一つが「予習」だと思うんですよね。だから、もちろんいきなり授業でバッチリ理解できたらいいのですけど、そうじゃなさそうな場合にちょっと準備しておくというオプションが取れないのがなんとも。また、基本は通塾したら親はマネジメントを主体にと思ってはいるものの、サピックスの質問がしにくいシステムだと、必要に応じて、親が(教えられるなら)教えた方がよいと思っても、そうしにくい教材である、っていうのも不満なんですよね。

> 四谷大塚はリトルオープンや全統小などを受けていることから、娘も一番馴染みがあるようです。また、システムとしては直営校への通塾だけでなく、提携塾、進学くらぶ、テストコース、自宅学習など様々なオプションがあるので、状況変化に柔軟に対応できる点も魅力です(柔軟性があるということは、その分「緩い」ということなのでしょうが・・・。)

システムの柔軟性は私も評価します。それと四谷大塚、全然緩くないですよ、たぶん。というか緩くするもガッチリするも自在というべきか。うちは、いまだCコースに定着しましょうキャンペーン中ですが、世の中には教材がある分ガンガン進み、副教材もやりつくして一般問題集もやって、ということも理論的には可能なのですよね(笑) あ、うちは緩いです。

> 我家も小4の間は進学くらぶでほぼ固まりつつありますが、後学のため直営校の面接だけは受けておこうと考えています。

進学くらぶ、おススメですよ。アドバイザーの方もとても頼りになるので、絶対、お願いした方がいいです。通塾への切替は、うちは結局、予定通り新5年からになりそうですが、結構、季節講習からという方も多いみたいだし、そのあたりも自由自在なのは有り難いですよね。

[ 2017/12/08 01:21 ] [ 編集 ]
塾選び
お久しぶりです。塾選びの記事待ってました!
塾の新学年は2月。悩ましい季節になりました。
4年生での通塾を見送った我が家でもいろいろ検討しているので
studyjornal2020さんの分析にうなずきながら読ませていただきました。

うちも4つの塾とも通えない距離ではないのですが、カリキュラム的には慣れている四谷か早稲アカ、この二つならば距離は早稲アカが近いなどなど。。。
でも一番近いのは日能研…

塾というものが、初めてなのでまず冬期講習を塾で受けてみることにしました。
この結果をみて次に進もうと思います。
[ 2017/12/08 08:29 ] [ 編集 ]
補足です
studyjournal2020さん

コメントありがとうございます。

>システムの柔軟性は私も評価します。それと四谷大塚、全然緩くないですよ、たぶん。


言葉足らずでした。量的な意味では全然緩くないと思います。というか、むしろ、過剰ではないかという気がします。予習シリーズ自体、改訂によって進度も早まり、かつ、ボリュームも相当増えたというのが大方の評価のようです。しかも、演習問題集は数値替え問題ががかなり多く、その意味ではサピックスに近づいている感もあります。

基幹教材以外にも、応用演習問題集や計算や漢字、週テスト問題集、さらに(詳しくは知りませんが)Webの計算・漢字トレーニングもあるようですし・・・。

「緩い」という意味は、家庭で取捨選択できる自由度というか、一気通貫のキッチリしたシステムではないがゆ故の「緩さ」という意味です。「塾の決められた方針通りやって欲しい」みたいな圧力が、他塾ほど強くない印象があります。

この辺りは、かつてのテスト会という性格と、授業を行う集団塾という2つのシステムが併存しているが故の「柔軟さ」、もっと言えば、「自己矛盾」のような気がします。

ある意味は微妙なバランスの上で成り立っているので、その微妙さを忌避するのか、逆に機会と捉えて活用するか、ということになるのかなと感じています。
[ 2017/12/08 22:41 ] [ 編集 ]
Re: 塾選び
skyさん

こんにちは。最近、どうしてらっしゃるかなぁと思っていましたが、進学くらぶ引き続き頑張ってらしたのですね。久しぶりに、コメいただけて嬉しいです。あっという間に1年ですよね。こんな感じで受験学年になっちゃうのかしら、怖い怖い。

> うちも4つの塾とも通えない距離ではないのですが、カリキュラム的には慣れている四谷か早稲アカ、この二つならば距離は早稲アカが近いなどなど。。。
> でも一番近いのは日能研…

なるほど~。それは悩ましいですね。四谷か早稲アカなら、予習型の四谷と復習型の早稲アカとはいっても、予習シリーズがある限り、理解度にあわせての調整もしやすいし、通塾への切替ストレスも低そうですよね。でも近さに悩むのはとても良く分かります。もしかして日能研は歩いていけるほど近いのかしら? あとは、一番近いところはおそらく同じ学校の子もいっぱいいるということを気にするかどうかかな・・・

> 塾というものが、初めてなのでまず冬期講習を塾で受けてみることにしました。
> この結果をみて次に進もうと思います。

我が家は、実は冬休みも春休みもスキーという超重要家庭行事があって(笑)、講習に通うことができないのです。でも、四谷大塚の体験授業の感想は今度また書きます。

講習はモチベアップにもいい機会ですよね。ウチの子なんて、全統小の見直し勉強会だけでも塾が楽しみになっちゃうくらい楽しかったみたいですよ。冬期講習で第一候補、春期講習で第二候補を試して決めるのも一つだし、第一候補で良さそうならそれで行っちゃうというのもいいかもしれないし、理想的な作戦だと思います。季節講習楽しくてそのまま新学年待たずに入塾しちゃうお子さんも結構いるみたいだし、楽しみですね。skyさん、講習の感想とか、良かったら(鍵コメでもいいので)こっそり教えてください。

[ 2017/12/10 23:08 ] [ 編集 ]
Re: 補足です
凝り性親父さん

補足ありがとうございます。

> 言葉足らずでした。量的な意味では全然緩くないと思います。というか、むしろ、過剰ではないかという気がします。予習シリーズ自体、改訂によって進度も早まり、かつ、ボリュームも相当増えたというのが大方の評価のようです。しかも、演習問題集は数値替え問題ががかなり多く、その意味ではサピックスに近づいている感もあります。

数値替え問題は、演習問題集の中の(反復)と表示されているものですよね。うちはこれは取捨選択しています。予シリで短時間でかつ間違えずにできたときには飛ばしていますし、そうでないときにはやっています。サピックスの場合は、数値替え以前に、授業でやったものと全く同じ問題が裏にあって、それからひたすら数値替えを解くイメージ。でも、こちらも授業でバッチリと思ったら飛ばすとか考えたら同じなのかな。


> 「緩い」という意味は、家庭で取捨選択できる自由度というか、一気通貫のキッチリしたシステムではないがゆ故の「緩さ」という意味です。「塾の決められた方針通りやって欲しい」みたいな圧力が、他塾ほど強くない印象があります。

これ、とっても良く分かります。最近、通塾切替にあたり、塾の先生とお話したりした感じでも、色々と参考になるサジェスチョンをしてくださる中でも押し付けがましい感じがないです。もちろん、塾に行く以上、基本的には塾の方針に従っていくのが得策だと思っていますし、我が家も通塾を始める来年度からは親のかかわりは減らしていく予定ですが、それでも家庭学習における自由度はサピや日能研よりも高いと感じます。

[ 2017/12/10 23:37 ] [ 編集 ]
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