2020中学受験の記録<首都圏男子>

低学年は家庭学習、五年生から通塾して、2020年には御三家中学を受験?!
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学習まんがというジャンル

マンガ

学習まんがは中学受験の定番に!?


中学受験ブログでは、もうすっかりお馴染みのアイテムになった感のある学習まんがについて、ちょっと書いてみようと思います。先ほど、「学習まんが」でググってみたところ、Wikipediaのページがヒットして、「歴史やテクノロジー、経済など人々が学習する内容を文章表現ではなく漫画にすることで、読者が理解し易くしたもの」と定義されていました。

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ところで、今や多様なエリアをカバーしている学習まんがですが、ここまでメジャーになったのは、実は1980年代以降なのではないかと思います。思いっきり年がバレてしまいますが、5歳年下の弟が小学生の頃あたりから、流行りだしたのではないかな、と。

私の実家に、弟の学習まんがが何冊か残っていました。学研のひみつシリーズです。今でも、改版しながら残っていますね。

学研まんが新ひみつシリーズ 15冊セット 1

たとえば「昆虫のひみつ」ですが、我が家にあるのは昭和48年初版のものの第33刷(昭和54年)です。そして、巻末に「おうちの方へ」と題したページがあり、なぜまんが形式がいいのかとか、(まんがとして初めて)日本PTA全国協議会の推薦をもらっただとか説明されています。学習に役立つまんがをどう思うかのアンケート調査のグラフ(児童と保護者それぞれ)まで添えられています(笑)。もちろん、読みたい(児童)、読ませたい(保護者)が90%の円グラフです。ちなみに、最近のものを図書館で見ましたが、こんなページはもうありません。

70年代とか80年代もはじめの頃は、勉強にまんがというのはコントラバーシャルな領域だったことが伺えます。

学習まんがの学習効果


いよいよ本題なのですが、学習まんがって本当に学習効果が高いのだろうか、と思うところがあります。というのは、私自身がまんが好きではないのですよね。よく学習するにあたって、視覚優位タイプと聴覚優位タイプとが存在する、という話がありますが、私は間違いなく視覚優位タイプで、しかも文でかっちりと書いてある方が好みです。なので、まんが形式は親しみやすいというよりも冗長さを感じてしまうのです。

でも、同じように文章よりも、絵のある会話調のまんが形式の方が読みやすい、分かりやすいという人がいてもいいのだと思うし、少なくとも私の弟(今は知らないけれど小学生のとき)や現在小学3年生の息子はそうなのだと思います。学校や地域の図書館にも学習まんがは取り揃えられていますので、息子には読みたいだけ読ませています。

知識系のものは、繰り返し触れることで定着していくということもあるし、また読みたいものを読むということも入力効果としては高いのは間違いないので、その意味で学習まんがが好きならば学習効果はあるのではと感じます。実際、次の項で触れますが、歴史や科学分野について、息子の知識の元ネタはそうした学習まんがであることをいくつか経験しました。

息子が実際に読んでいる(らしい)学習まんがシリーズ


息子が最初に嵌ったシリーズは、小学生に大人気の科学漫画サバイバルシリーズです。

サバイバルシリーズ15巻セット【基本編】 (科学漫画サバイバルシリーズ)

学校の図書室では、借りたい子どもが多すぎるために昼休みに図書委員の介在のもと、大じゃんけん大会が催されていました。小学2年生の頃だったかと思います。また、近所の図書館にも地道に予約を入れていました。シリーズ全冊読んでいるはずです。また、数冊だけですが祖母にも買ってもらっていました。これ、結構高いのですけどね。(買ってもらうのも、おばあちゃん孝行ということで)

息子が3年生になると真田丸に嵌り、私も受験ブログで歴史まんがの情報などを知るようになりました。そこで、あるとき自分が読んでみるために、歴史まんがを一冊、図書館で借りてみました。既に書いたように私自身はまんが派ではないので、純粋にどんなものなのだろう、と。そのとき、ちょっといたずら心を出して、「これはママが借りたのだから(読まないで)ね」とわざと言ってみたら、案の定、息子は奪うようにして読んでいました。

次に図書館に行ったときに、続きを借りたら?と少し水を向けてみたら、「もう学校で借りて読んじゃったよ!」とあっさり言われてしまいました。学校にも2シリーズほど置いてあるようです。ある意味、成功。最初の頃は戦国時代が中心だったのですが、シリーズになっていることもあって、今では縄文時代とか平安時代とかもいろいろと読んでいるみたいです。あまり体系だってはいないかもしれませんが、興味を持って読んでいるからか、意外と色々知っています。
  角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全15巻定番セット
  学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)
  学研まんがNEW日本の歴史 成績アップ4大特典付14巻セット
  新版 学習まんが 日本の歴史 発刊記念特別定価 全20巻セット

メジャーなものだけでも、こんなにあるのですね。うちでは、ほとんど図書館で調達してもらっている、かつ親があまり興味のないジャンルなのでオススメとかはないのです、ごめんなさい。アマゾンの書評をご覧ください(笑)。

そのうち、以前に嵌ったサバイバルの歴史漫画シリーズが、また学校で流行りだしたようです。息子もお友達に借りたりして読んでいました。また、いつも借りてばかりだからと言われ、数冊はおばあちゃんに買ってもらったりもしました。(お友達に貸すことができて、喜んでいましたっけ) 本格的な歴史の勉強に入る前に、歴史に興味が持てたのはとてもよかったと思います。たとえ知識が断片的であったとしても。

戦国時代のサバイバル (歴史漫画サバイバルシリーズ)

最後に一つだけ、まんが嫌いの母が気に入って買っているシリーズがあります。国語のことば系です。

ちびまる子ちゃんのことわざ教室 (満点ゲットシリーズ)

言わずとしれた、ちびまる子ちゃんのシリーズです。ことわざ系は、これまたいろいろあってキャラクターで選べばよいと思うのですが、我が家はもともと好きなキャラクターもないので、私が大きめの本屋さんでいくつか手にとってみました。ことわざの世界は事例が一番なので、まんが仕立てのストーリーは状況を理解するのに適していると思いました。また、この状況設定がまる子ちゃんたちのキャラ設定と嵌りすぎて、事例としても素晴らしい、かつクスリとできる面白さが両立しています。ドラえもんも、くれよんしんちゃんも見ましたが、私はちびまる子ちゃんが超オススメです。

学習まんがの限界


もともと、相当ネガティブなところから始まって、でも息子の様子を見て、ある程度学習まんがの良さも認められるようになってきているところではありますが、以下の点については注意が必要なポイントだと思っています。

学習まんがを否定する必要はないものの、やはりゆくゆくは、まんがではない活字の本へと進ませるべきだということ。これは、圧倒的に情報の量が違うと思うからです。また、情報も整理されます。まんがは導入としては良いと思いますが、世の中の多くの情報はふつうに活字です。そのフォーマットからの入力の受容力をつけてもらいたいです。

また、一般的なまんがと読書の話に敷衍すると、まんがは、ある意味話し言葉の世界です。だから、本の読み始めにこうした本をたくさん読むのは、文字読みの体力をつける意味ではいいと思うのですが、語彙力は高まっていきません。学習漫画は知識の導入のために、狙った用語については使われていると思いますが、いわゆる書き言葉の語彙力をつけていこうと思うと、まんがを何冊読んでも身につかないと思います。

息子への声掛けとしては、今は読みたい本を読んでいいよ、でもふつうの本(=まんがでない本)も同じくらいは読もうね。まんがよりもたくさん情報が入っているよ、と言っています。高学年になったら、自然に移行してくれるといいのですが、どうなるでしょうか。

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[ 2017/01/16 18:00 ] あれこれ考えたこと | TB(-) | CM(0)
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