2020中学受験の記録<首都圏男子>

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「問」の部首が「もんがまえ」ではない理由

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象形文字、指事文字、会意文字、形声文字


先日取り組んだ、リトルくらぶの添削問題の説明文の題材が、漢字のなりたちでした。漢字には、象形文字、指事文字、会意文字、形声文字の4つのタイプがある、という内容について書かれた短文と、それに付随した設問です。漢字の学習を進めていく中で、何度かこうした内容について触れたいなぁ、と思いながらも、教え込みすぎても良くないし、と躊躇していたところだったので、まさに渡りに船でした。

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文章中にもありましたが、こうしたなりたちを知っていれば知らない漢字でも意味や読みが推測できる、全くそのとおりなのですよね。特に、圧倒的に数の多い形声文字の理屈が分かれば、かなりの音読みが類推できます、つまり覚えることが減ります。それと、教材のように精読すべきものについては、わからない言葉や漢字は辞書で調べるという習慣が大事ですが、一方、本をたくさん読むという観点では、何となくでも部首や似た漢字から意味の見当がつく方が、どんどん読めて楽しいはずです。

「問」の部首は・・・


さて、問題文に戻って、設問の一つに「問」という漢字は形声文字だけれども、それを「音をあらわす部分」と「意味をあらわす部分」とに分解しなさい、というものがありました。問題(モンダイ)の「モン」が音読みですから、「門」が音をあらわす部分で、「口」が意味をあらわす部分になる、というのが正解です。私もここまでは良かったのですが、添削問題返却とともに同封されてきた解説によると、「問」という漢字においては意味をあらわす「口」の方が部首になるとのことです。「門」の方は、音をあらわすので部首ではないと。

実は、この問題を息子は間違えていました。部首を「もんがまえ」だと思っていたそうです。逆説的ですが、通常、へんなどの部首に意味があって、つくりの方で音をあらわすのが形声文字ですから、もんがまえを部首だと思った時点で、こちらが意味と考えてしまったのかもしれません。口という字はモンと読まない、というところまでは深く考えず。

息子もですが私も、そもそも「問」の部首が「もんがまえ」でないことに驚きました。私自身は、漢字の部首はときどき我々が感覚的に思う部首とは異なっていることがあるという事象は知っていたのですが、その理由まで突き詰めたことはなく、例外を覚えるのかな? みたいに思っていたのです。今回、その実例と根拠が分かって非常に納得しました。

四谷大塚さんを疑うわけではないですが、念のため、うちにある例解学習漢字辞典(第8版)(小学館)でも確認したところ、やはり口の部に分類されていました。ただ、説明を読むと、よく分からないこと(門の向こうは見えないから)をたずねる(口)という記述だったので、会意文字とも言えそうな感じです。もともと部首は意味を持つのだから、つくりも意味をあらわしていれば会意文字、つくりが(意味だけではなく、あるいは意味はなく)音をあらわしていれば形声文字と分類するというほうが近いような気もしました。

なお、おまけですが、「聞」の部首も「もんがまえ」ではなく「耳」なそうです。全く同じ理由からです。辞書の「問」の項に、(部首ではないものの)「門」のページも見るように指示があったので、そちらも見てみたところ、もんがまえではない漢字の例としてこの二つが挙げられていました。やっぱり、辞書を引いてみると関連情報が得られたり、学びが広がっていいですね。

へぇー、と思うことが学びにつながる


別にこんなことが直接受験に役立つわけでもなく、知らなくたってどうってこともありませんが、「へぇー」って思うことが、知的好奇心を育むことにつながると思います。息子も、「へぇー」と思ってくれたらしく、「パパにクイズだす!」と隣の部屋に走っていきそうになったくらいなのですが、ごめん、もうパパは知っています、と止めました(笑)。私が、昨夜「へぇー」って思ってつい主人に教えちゃったのでした。ああ、大人げない、失敗。次からは、ぐっとこらえて、あえて息子から父親に伝えさせることで、「知識欲」を高めたり、説明することで学んだことを自分のものにする助けにしていければなぁと思います。

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[ 2016/04/22 18:00 ] 3年生とそれ以前の家庭学習 | TB(-) | CM(0)
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